保健指導「じこをふせごう」
近年、水筒を肩から掛けているときに転倒し、内臓損傷する事故が話題になっています。消費者庁から注意喚起も出ていますので、ご存じの方も多いかと思います。
園では、幼児組さんが園外で活動するときに水筒を各自斜めがけにしてお出かけします。痛ましい事故を防ぐために、幼児組さんで水筒を持つときのお約束の話をしました。
まず、実際にあった事例をもとに、事故の状況を想像できるよう絵を使ってお話ししました。
入院しちゃったということを伝えると、子どもたちの顔がより一層真剣な表情になりました。みんなお父さんお母さんと離れて、病院にお泊りするのは嫌だね。と話すと一生懸命うなずく姿がみられました。
次にみんなのからだは骨に守られているところと守られていないところがあるよ。お腹には骨がないねと言いながら、洋服の上から触ってみます。だからお腹に水筒が当たっちゃうと怪我しちゃうんだね、と話しました。
最後は、水筒を持つときのお約束をしました。
・水筒を持っているときは走らない
・水筒を斜めがけにするときは水筒が体の横にくるようにかける
・水筒を持ったまま遊ばない
梅雨入りし、蒸し暑い日が続きますね。ご家庭でも水筒を持ち歩くことが増えるかと思います。ご家庭でも水筒の持ち方について、ぜひ確認する機会としていただければと思います。